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斎本さんから乗車体験を聞く |
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2012(平成24)年9月9日 |
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平井学区内外の有志らで結成した三蟠鉄道研究会(内田武宏会長)の例会が9月9日(日)、東山公民館で開かれ、学区の高齢者から実際の乗車体験を聞くなど楽しいひとときを過ごしました。 |
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例会では、まず内田会長が年表や地図で三蟠鉄道の成り立ちやその背景について説明。ビデオで三蟠地区の歴史などを勉強した後、平井に住む斎本厳海さんが乗車体験を披露しました。 |
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斎本さんは1924(大正13)年生まれ。旭東幼稚園に通園する際に現在の元町町内にあった湊駅(現平井一丁目)から国清寺駅(現門田屋敷本町)まで乗ったそうです。湊駅のプラットホームは上り下り共用で、車内には木製の座席が窓際にベンチのように並んでいたそうです。 |
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機関車は「ピー」と汽笛を鳴らしゆっくり走ったけれど、かなり揺れたといいます。 |
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「朝の車内は、いまの桜住座や東山中学の場所にあった紡績会社に勤める人で混み合っていて、子どもの私は入り口付近に立っていた」と斎本さん。当時をしのび、みんな興味深く聞きました。」 |
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最後に山陽学園大学の渋谷俊彦教授が機関車の実物大に切った紙(長さ5m余、高さ3m弱)を張り出し、その意外な大きさにみんな驚いていました。 |
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