工事進む平井の産業道路
=1970(昭和45)年12月11日撮影=
平井学区の真ん中を通り、新岡山港方面へ通じる産業道路(県道・岡山−玉野線)が急ピッチで造成されています。田んぼを埋め立てて道路用地が延び、側溝部分でしょうか、ショベルカーが掘り進んでいます。撮影場所は上平井(現・平井6丁目)の辺りで、前方が北。ショベルの向こうに見える二軒の民家は、いまメガネの「三城平井店」のポールが立っている付近です。
左奥に写っている台形屋根の建物は「岡山県木材仲買会館」、右奥は平井元町の家並み。平井山の西端部も見えています。この道路は昭和47年に開通しました。39年たった現在の写真=別掲=と比べて見てください。(写真は山陽新聞提供)
現在

 車の行き交う現在の産業道路(県道岡山−玉野線)。メガネ専門店の「三城平井店」(平井6丁目)付近から北に向いて撮影した風景です。沿線両サイドには大小のビルや店舗などが建ち並び、田畑はごく一部残っているだけです。かつては見通せた岡山県木材仲買会館や元町の家並み、平井山などは建物の陰に隠れてほとんど見えなくなりました。右の白いビルは岡山市の平井排水センター(平井5丁目)です=2009(平成21)年10月9日撮影。

平井学区へ