さくら住座と運転練習場    
   1961(昭和36)年ごろ撮影    
岡山市の住宅の近代化を象徴する団地「さくら住座」が完成したのは1953(昭和28)年。それから8年後に桜橋(長さ225m、幅9m)が建設され、旭川東岸の平井地区などから市街地への交通の便は一気に改善されました。   
  写真は桜橋が完成した直後のものと思われ、すぐ下にはそれまで活躍した「桜橋の渡し」の船着き場がまだ残っています。河川敷は自動車の運転練習場となり、幾何学模様のコースが整備されています。マイカー時代の到来を前に市民が軽四や普通車の運転練習に励んだ場所でした。現在、練習場はなくなり公園になっています。  
     
   
現在の写真と比べてみてください。(古い写真提供=市場町・石原克己さん、取材協力=同・佐々木智徳さん)  
   
    ふるさと写真館   
     平井学区連合町内会