半世紀前の「成徳学校」(写真1)と「東山墓地」(写真2)

         =1959(昭和34)年10月1日撮影=

 写真1の教護施設「岡山県立成徳学校(少年の丘)」が現在の地に開設されたのは戦前の1937(昭和12)年。撮影当時は100人を超える生徒が平井山頂上の校舎と寮で先生と起居をともにしながら勉強に励んでいました。写真は上方が平井方面(南)。ほぼ中央の白く写っている部分が校庭でその手前に校舎と講堂などが見えます。いまでは鉄筋校舎や体育館、プールなどが整備され当時の面影はありません。前方右奥に平井の市営住宅が顔をのぞけています。

 写真2は東山墓地上空から東方に向かって撮影したもの。中央前方に成徳学校、左下に岡山市東山斎場が写っています。平井地区へ下る道路は当時はまだ狭く、竹やぶなどが迫って明瞭に写っていません。ほぼ中央部の池の周辺はまだ墓地が整備されていません。(写真は山陽新聞提供)

写真1 昭和34年10月1日の成徳学校
写真2 東山墓地上空から東方を望む
平井学区連合町内会