夜のハゼ漁

=1955(昭和30)年8月12日撮影=

 年配の方なら懐かしい光景です。場所は平井の旭川。浅瀬で男性たちが夏の夜のハゼ捕りに励んでいます。右から2人目、3人目の人が手に持っているのはカンテラ。中にカーバイドが入っていて、水を入れてアセチレンガスを発生させ、点火してあかりに寄ってくるハゼを捕ります。ときにはウナギやテンゴエビも捕れたそうです。いまはもう見られなくなった平井の風物詩の一つ。このころは川の水もきれいでした。(写真は山陽新聞提供)

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