平井村の岡山市編入記念集合写真  
   平成24年5月26日(土)掲載  
  元平井村の岡山市編入は昭和6年4月1日です。 前日3月31日をもって平井村の歴史を閉じています。昨年は平井学区民にとって岡山市編入80周年であり、今年81年目にして、当時の貴重な画像が残されているのが発見されました。  
役場員、村会議員、常設委員が一堂に会しての貴重な画像です。(画像は平井四丁目綾野价子さん提供)   
  前日までの役場の建物、倉をバックに玄関前で撮影されています。 門柱や門燈も見えます。入口の用水に板を渡して22名が勢ぞろい、当時の正装姿もよくわかります。  
  なお22名の役職員は、今日の平井学区の姿を知る由もありません。しかし新しい岡山市の住民として平井地区の発展を心から望んでおられたことでしょう。今日まで太平洋戦争をくぐりぬけ、岡山市空襲やその後の食料難など疲弊した時期もありましたが、あれから80年、平井学区は見事な発展をとげ、又、安全安心な街づくりに向けて、さらなる飛躍を遂げようとしています。  
  なお、この年 昭和6年6月28日には平井を走る三蟠鉄道も廃線になりました。まもなく廃線81年にもなり、地元の歴史を探るうえで、感慨深いものがあります。  
     

前列向かって左から4人目が、最後の村長を務められた妹尾文七郎氏
     
   
     平井学区連合町内会