2016(平成28)年11月18日(金)

 認知症予防の先進事例を学ぶ平井学区地域づくり会議(議長・那須和夫)の研修旅行が11月18日(金)行われ、同会議のメンバー6人が鳥取県琴浦町の認知症予防対策事業を視察した。

 介護予防教室で予防体操に
        参加する視察メンバー

 同町上郷地区公民館では、認知症ハイリスク者を対象に開かれている介護予防教室「はればれ」に参加し、体操、色あてゲーム、音読などの予防メニューを体験。コーヒータイムには教室の参加者と懇談して、「教室でみんなと話ができるのが楽しい」「自分のボケ防止に来ている」などの話を聞かせてもらった。

 昼食後、琴浦町役場へ移動。地域包括支援センターの担当者から、認知症への理解と早期発見を目的とした「ひらめきはつらつ教室」や介護予防教室ほか、認知症予防対策事業について説明を受けた。視察メンバーからは、早期発見につながるタッチパネル検査やTDAS検査の活用状況、サポーターや認知症カフェの活動実態、実施にあたっての組織の連携など質問が続出、活発な意見交換が行われた。

 琴浦町は鳥取県の中央に位置し、高齢化が進む人口1万8千人の町で、認知症予防の町として知られ各地から視察が相次いでいる。


上郷地区公民館に到着 血圧など健康チェック
みんなで音読 色あてゲーム
コーヒーで懇談 教室の参加者を送迎
琴浦町役場へ移動 担当者から説明を聞き意見交換


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