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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇ __________________________ 薬の包装シートの誤飲に注意 __________________________ <事例1> 薬を包装シートから取り出したつもりが、シートがついたまま飲んでしまった。 のどに痛みとひっかかりがあったので、病院を受診し、内視鏡で食道にあった 包装シートを取り出してもらった。(80歳代 男性) <事例2> 薬を包装シートごと飲んでしまった。病院を受診し、内視鏡で取り出してもら ったが、食道に傷があり入院した。(90歳代 女性) =================================== <ひとこと助言> ☆薬を包装シートごと誤って服用してしまう事故が起きています。包装シート は誤飲防止のため、1錠ずつ切り離せないように横か縦の一方向にのみミシ ン目が入っています。はさみなどで1錠ずつに切り分けないようにしましょ う。 ☆包装シートは切り離すと角が鋭く、誤飲すると消化管を傷つけ、穴があいて しまうことがあります。また、シートの素材はX線撮影でも写りにくいため、 発見が遅れて重症化することもあります。 ☆飲み込んだ自覚がなくても、のどなどに違和感があり、誤飲が疑われる場合 は医療機関を受診するようにしましょう。日ごろから休日、夜間に受診でき る医療機関の連絡先を確認しておくことも大切です。 イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。 ___________________________________ 本情報は、医療機関ネットワーク事業に参画している医療機関からの情報をも とに編集・発行しています。 ●全国の消費生活センター等の相談窓口 http://www.kokusen.go.jp/map/index.html |