見守り新鮮情報 第270号 平成29年1月11日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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      ウェブサイト閲覧中のニセの警告音にだまされないで
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パソコンで動画を見ていたら、突然警告音が鳴り出し、止まらなくなった。パ ニック状態になり、画面に出ていた「対策をする」という表示のあった電話番 号に連絡してしまった。電話の相手が、1万円ほど払えば音を消してくれると 言うので、仕方なくお願いし、クレジットカード番号を教えた。相手の指示に 従いパソコンを操作した後、遠隔操作により警告音と画面は消えたが、不審で ある。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>
☆パソコンでサイトの閲覧中に、突然、警告音が鳴り出し、「ウイルスに感染 した」等という警告表示が表れたまま消えず、画面上の電話番号に連絡させ るように仕向ける事例が報告されています。音や画面表示が出ても、とにか く慌てず、落ち着くことが大切です。

☆画面の連絡先に電話をすると、「警告音や画面を消すため」とウイルス対策 ソフト等をインストールさせられ、料金を請求されることがあります。決し て画面の連絡先に、電話をしてはいけません。

☆警告音や画面を消す方法は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームペ ージが参考になります。

☆困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等へ早めにご相談くだ さい(消費者ホットライン188)。

イラスト入りリーフレット[PDF形式]はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行 しています。

<参考>
「“ウイルスに感染した”という偽警告でサポートに電話するように仕向ける 手口に注意〜最近ではブラウザの操作を妨害する手口も〜」(独立行政法人情 報処理推進機構)
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20160621.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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