見守り新鮮情報 第266号 平成28年11月16日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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      高さ調節できる入浴用いす、急に「脚」が縮んで転倒
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浴室で使用する介護用いすを使用していたところ、片方の脚が突然低くなり、 バランスを崩して転倒し、頭部に打撲傷等を負った。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>
☆浴室で、主に高齢者が体や髪の毛を洗うときなどに用いる「入浴用いす」に は、脚の高さを調節できる機能が付いたものがあります。このタイプの「入 浴用いす」で、脚の部分が縮むことなどにより、使用者がバランスを崩し、 転倒する事故が報告されています。

☆入浴用いすの高さ調節部分に鉄製のバネが使われていると、バネにさびが発 生し、高さ調節部分が破損することがあります。使用する際は、高さ調節部 分に不具合がないかなどをよく点検しましょう。

☆脚を取り外して内部を懐中電灯で照らすと、バネのさびを確認できることが あります。バネがさびている場合は使用を中止しましょう。

☆入浴用いすを購入する際は、高さ調節部分のバネがさびにくいステンレス製 のものを選ぶとよいでしょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「高さが調節できる入浴用いすの脚の破損に注意−脚の高さ調節機構 の不具合により、転倒する事故が発生−」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160915_2.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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