見守り新鮮情報 第250号 平成28年4月19日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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    仮想通貨への投資 リスクを理解できなければ契約しないで
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「仮想通貨を買わないか」と電話があり、数日後に説明書が届いた。後日、再 び同じ業者から電話があり「今、100万円分の仮想通貨を買えば2〜3年後には2 倍になる」と言われた。その話を信じて購入することにし、近くのファミレス で担当者に現金100万円を渡した。その後しばらくは、仮想通貨の値動きらしき 数字の連絡が業者からあったが、最近、業者に電話をかけてもつながらなくな った。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>
☆インターネットを通じて電子的に取引される「仮想通貨」への投資に関して、 電話や訪問による勧誘トラブルが高齢者を中心に増加しています。

☆仮想通貨は、取引相場の価格変動リスクを伴うため、将来必ず値上がりする というものではありません。セールストークをうのみにせず、リスクを十分 に理解できなければ、契約しないでください。

☆不審に思ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談くだ さい(消費者ホットライン188)。

☆いったん電話に出ると切りにくくなります。留守番電話機能等を利用して、 かかってきた電話は出ずに、必要な相手にだけかけ直す方法も有効です。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「投資や利殖をうたう仮想通貨の勧誘トラブルが増加−『必ず値上が りする』などの説明をうのみにせず、リスクが理解できなければ契約しないで ください−」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160218_2.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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