見守り新鮮情報 第245号 平成28年2月9日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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          葬儀の料金トラブルに気をつけて
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義父が突然亡くなり、病院からすぐに遺体を引き取るように言われ、電話帳に 広告を出している葬儀社へ連絡した。遺体を運んでもらうとそのまま葬儀プラ ンについて話し合った。「家族葬でお願いしたい」と伝えたが、一般葬を強く 勧められ、最後は精神的な疲れもあり、根負けして約150万円の契約をした。 葬儀は終わったが、お金がなく費用を支払うことが出来ない。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>
☆葬儀は突然必要になる上、身近な人との死別の悲しみにより、冷静に対応す ることが難しい状況にあります。また、葬儀で提供されるサービスは種類も 複雑であるため、業者との打ち合わせは親族などと複数で行うことが大切で す。

☆見積書の請求に応じ、丁寧な説明をしてくれる葬儀会社を選びましょう。葬 儀会社に予算や希望ははっきりと伝え、納得できるまで相談や打ち合わせを 行います。特に、参列者の人数によって増減する項目には注意が必要です。

☆もしものときに慌てることのないように、可能であれば、生前に家族と相談 し、葬儀について情報収集しておけば、冷静に対応できます。

☆困ったときには、お住まいの自治体の消費生活センターにご相談ください
(消費者ホットライン188)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen245.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「大切な葬儀で料金トラブル発生!−後悔しない葬儀にするために知 っておきたいこと−」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20151217_1.html


●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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