見守り新鮮情報 第237号 平成27年11月26日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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         染毛剤による皮膚炎が起きています
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同じ染毛剤を使ってすでに2回毛染めをしている。自宅で3度目に使用したとこ ろ、目が開かないほど顔面が腫れ、1週間仕事を休んだ。メーカーに相談すると、 セルフテストをしたかと聞かれたが、説明書の字が小さくて内容を判読できな かった。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>
☆ヘアカラーリング剤のうち、医薬部外品である酸化染毛剤(ヘアカラー、ヘ アダイ、白髪染め等と呼ばれる)は、その主成分でアレルギー性の皮膚炎を 起こしやすいことが知られています。

☆軽微なかゆみや痛みを無視して、毛染めを続けるうちに、重篤な症状が現れ ることもあります。染毛剤を使用する際には必ず毎回、事前にセルフテスト (商品には「皮膚アレルギー試験(パッチテスト)」と記載)を行うことが 大切です。

☆これまで染毛剤を使用して異常を感じたことのない人でも、突然アレルギー を起こすことがあります。異常を感じた場合は、すぐに使用をやめ、医療機 関を受診しましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen237.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、消費者庁の公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「毛染めによるアレルギーに御注意!」(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/safety/index29.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

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