見守り新鮮情報 第232号 平成27年9月29日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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      150万円払ったのに…台風で壊れた屋根の修理が未着工
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台風で屋根が壊れたので、電話帳で見つけた業者へ修理を依頼した。業者はす ぐに来て、屋根にブルーシートを掛ける応急処置を行った。その際「瓦のまま では重いので新しい屋根にしたほうが良い」と言われ、費用の半額である150万 円を振り込んだが、4カ月経っても工事が始まらない。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>
☆災害による被害で、住宅の修理などが必要な場合でも、慌てずに複数の業者 から見積もりを取ったり、周囲に相談したりした上で契約しましょう。

☆住宅の損傷について、業者に不安なことを言われても、本当にその工事を行 う必要があるかどうか、慎重に検討しましょう。

☆高額な費用の前払いは避け、できるだけ完成後の支払いを主とした契約にし ましょう。

☆台風や、大雪・地震などの自然災害が起きた後は、住宅修理や便乗商法など の様々な相談が寄せられます。困ったときには、お住まいの自治体の消費生 活センター等に相談ください(消費者ホットライン188)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen232.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行 しています。

<参考>
国民生活センター公表資料「自然災害にみる消費者トラブル−被災した住宅の 修理トラブルから、便乗商法まで−」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150827_2.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

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