見守り新鮮情報 第231号 平成27年9月16日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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       安くなるはずの電話料金が2.5倍に IP電話の契約
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「IP電話に変更すれば電話料金が安くなる。工事費用も工事後に返金する」と いう勧誘電話があった。年金生活なので、安くなるなら助かると思い承諾した。 その後、工事費用は返金されたが、毎月の電話料金がこれまでの2.5倍になり 驚いた。契約書を息子に見てもらうと、インターネット接続サービスも契約し ていることが分かった。パソコンを持っていないので不要な契約だ。説明と違 うので納得できない。(80歳代 女性)

=================================== <ひとこと助言>
☆IP電話はインターネット回線を利用するサービスのため、勧誘事業者を通じ て、光回線、プロバイダ、その他オプションサービス等を同時に契約するこ とが多く見られます。

☆さらに、IP電話に変更したことにより、これまで利用できていた緊急通報サ ービスなどが使えなくなる場合もあります。

☆勧誘されても、その場で返事をせずに、家族などと一緒に契約内容や1カ月 の支払総額、解約条件などを確認しましょう。

☆困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen231.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。

詳細は、「高齢者でトラブル多発!IP電話に関する相談が増加しています」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150827_1.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

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