野草、雑草というが、特に区別はない。山野草と呼ばれる種もあるが高山植物や普通の山などにある植物、草もの盆栽にして楽しむかわいい花や、珍しい植物を山野草と呼ばれている。野に咲く花を野草、同じように草もの盆栽に出来るような植物などが野草とよばれている。また、水田や畑に勝手にはえてきて、作物の生育に害を与える草や、庭や道ばた、公園などにはびこって美観をそこねる一部の草が雑草と呼ばれているが、興味のない人にとってはすべて雑草だ。
野草、山野草などにはトキソウ、サギソウ、イワチドリ、ユキモチソウ、ウラシマソウ、セツブンソウ、など名前をあげればきりがない。何百種類、何千種類もある。
雑草も数多くあるが、特にわかりにくいのはイネ科、カヤツリグサ科、イグサ科など、また、シダの仲間などである。しかし、よく見かける足もとにある雑草や身近にある野草ぐらいは覚えよう。
道ばたや家のまわりにあるよく見かける植物
オオバコ、ヘラオオバコ、ツボミオオバコ、カンサイタンポポ、アカミタンポポ、シロバナタンポポ、シロツメクサ、アカツメクサ、コメツプツメクサ、クスダマ、ツメクサ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサ、カタバミ、ムラ、サキカタバミ、スギナ(ツクシ)、クワクサ、カキドウシ、キツネノマゴ、ハコベ、イヌタデ、シロバナサクラタデ、ヤナギタデ、ボントクタデ、ミゾソバ、ブタナ、
コナスビ、オヒシバ、メヒシバ、エノコログサ、チカラシバ、スズメノカタビラ、チガヤ、セイバンモロコシ、カゼクサ、メリケンカルカヤ、
田んぼにはえる雑草
ムラサキサギゴケ、ミゾカクシ、タガラシ、キツネノボタン、ウマノアシガタ、オモダカ、ウリカワ、タカサプロウ、セリ、ミズハコベ、ヒメミソハギ、シロネ、ミズオオバコ、コオニタビラコ、クサネム、
食べられる野草
ギシギシ、スイバ、イタドリ、セリ、ハコベ、オオバコ、ヨモギ、セイタカアワ
ダチソウ、カラスノエンドウ、タンポポ、オドリコソウ、タネツケバナ、スギナ
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