2007年5月
   岡山市   原 自然情報    
岡山県自然保護推進員  十川 巡一


 桃畑の近くにあった植物

 桃畑近辺にどんな植物があるかなと思い歩いてみました。食べられるものでは、フキ、ミツバ、イタドリ(しゃしんご)、ヨモギ、オオバコ、ナワシロイチゴ、クサギ(県北ではクサギナと呼んでいます。冠婚葬祭などによく使い、とても美味しい山菜です。)他にも色々と見つけたので紹介します。

 アメリカフウロウ

イタドリ(しゃしんご)

オオバコ

カタバミ
キケマン

キヅタ

クサギ

シンジュ(神樹・ゴッドツリー)
ナワシロイチゴ

フキ

マツバウンラン

ハイチゴザサ

ミズヒキ

ミツバ

ヤブラン

コメツブツメクサ

ヘビイチゴ

ヨメナ

   
 前回(4月)に紹介したイチゴの実

 5月中旬には沢山の実がついていました。ひとつ採って食べてみましたどちらも甘いイチゴですが、やはり私はクサイチゴの方が甘くおいしいと思いました。

クサイチゴ

ナガバモミジイチゴ

 水辺の生きもの

 今までに水辺では色々なトンボが羽化しました。オグマサナエ、フタスジサナエ、ヤマサナエ、タベサナエ、ヨツボシトンボ、トラフトンボ、ハラビロトンボ、シオカラトンボ、コフキトンボ、コヤマトンボ、モノサシトンボ、クロイトトンボ、オオイトトンボ、ムスジイトトンボなどです。また冬眠から目覚めた、ホソミイトトンボ、ホソミオツネントンボなども見かけました。
 カメノコテントウも柳の木に生息しています。幼虫や蛹も見つけました。
シオカラトンボ羽化

飛び立つ準備をしているシオカラトンボ 
シオカラトンボの雌が卵を産んでいました 右がカメノコテントウの幼虫、左が蛹