2009年9月
   岡山市   原 自然情報    
岡山県自然保護推進員  十川 巡一


磯尾から見た笠井山 
9月上旬の暖かい日に田んぼに行ってみると、稲も大きくなってたくさんの花が咲いていました。今年も豊作のようです。

   
 田んぼの様子

           
    田んぼにはたくさんの稲の穂が出ていました

 
  稲の花(9月8日)


家の周りは生き物の楽園
 家の裏は貸し農園、道をはさんで隣は田んぼで前は合同用水、狭い庭には草木がたくさんあるので、ハグロトンボやカエルなどの色々な昆虫や生き物がいます。シロマダラという青と白色のシマ模様のヘビも見たことがありました。原へ移り住んだ昭和36年ごろにはマムシもしょっちゅう見ました。夜になると今でもヤモリが、窓の外に虫を食べにやって来ます。まだまだたくさんの生き物がいます。生き物にとっては良い環境なのだと思いました。


農園のニラの花の蜜を吸う
アゲハチョウ

小さな花に来た
キアゲハ

ニラの花の蜜をなめている
コアオハナムグリ

芋の葉の上にいた
ショウリョウバッタの雌と雄

ツルムラサキの花にとまっていた
ヤマトシジミ

庭のユズの枝で休んでいた
ウスバキトンボ

ヒツジグサの咲く水槽に住みついた
ツチガエル

山芋のつるにいた
コスズメの幼虫

スイレンのカメに住みついた
トノサマガエル

庭のエゴノキの葉の裏で一休みしていた
キチョウ

畑の耕した場所に来た
ヌマガエル

畑のオクラの実に卵を産み付けていた
カメムシ

畑の土の上にいた
イボバッタ

畑の敷きわらの上に
タエンマコオロギの終令幼虫