2009年1月
   岡山市   原 自然情報    
岡山県自然保護推進員  十川 巡一


原の後後ろにある後笠井山です。1月3日の4時ごろ、もう夕日になっていました。曇り時々晴れの、寒い一日でした。正月休みも今日で終わりです。

   
  下池の水干し

 1月3日に下池に行きました。一週間前から、池の水を抜きだしたそうです。10年ほど前に誰かの手によって、池にブラックバスや、ブルーギルが放されました。12年前に牧石学区のトンボを調査しました。今現在64種類のトンボを確認しています。調査をして終った翌年、今まで池の土手で沢山見ることのできたアカトンボの仲間が、ほとんど見られなくなりました。ナツアカネ、アキアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボ、リスアカネマユタテアカネなどです。わずかに見ることができたのがシオカラトンボでした。少年たちがルアーを持って釣りに来ました。


池の水がほとんど無くなりました。
    沢山のブラックバスやブルーギル 
    ヘラブナなどがいました。

    コイもたくさんいました
    1m近い大きなコイや
    30cmを越える大きなヘラブナなども
    いました。

   助け出された大きなコイやヘラブナ。
   この魚達は上の中池に放されました。
   (ヘラブナは30cm以上の大きさでした。)


    50cmもある大きなブラックバスです。




    捕まえた外来種のブルーギルと
    ブラックバスです。
    バスがあまりにも大きいのでブルーギル
    が小さく見えます。

   沢山の魚ですが外来種の方がたくさん
   いるように見えます。
   たくさんいたカワムツ(ヌマムツかも知れ
   ません)がほとんどいなくなっていました。