2007年1月
   岡山市     原 自然情報    
岡山県自然保護推進員  十川 巡一


 たんぼやあぜで冬を越す植物

 その日はとても寒い日でした。朝あかるくなって雪が少し降っていたのに気付きました。
 寒い中たんぼの周りにはどんな植物があるか探してみました。中には白い帽子をかぶっていた植物も、ありました。

朝暗いうちにイヌと散歩に行ったときには分からなかったが、あかるくなって気がついた雪

   雪の帽子をかぶっていたジャノヒゲ
                (リュウノヒゲ)
  たんぼのあぜに生えていたオオジシバリ

昔ほど見られなくなったオオバコ
  オヘビイチゴ

 カラスノエンドウ
  何だか寒そうなギシギシ

 たんぼの隅っこに生えていたスカシタゴボウ 
  休耕田に生えていたセイタカアワダチソウ

おいしそうなセリです

タガラシ

胡麻和えがおいしいタネツケバナ

ノチドメ

ヒガンバナ(マンジュシャゲ)

ホトケノザ(七草のホトケノザではありません)

ヨメナ(秋にはかわいい青い花を咲かせます)

他にもカヤツリクサ科の植物やイネ科の植物など色々とありました。この後朝9時前頃から昼頃まで吹雪の様な雪が降りました。
天ぷらにするとおいしいヨモギ