2006年6月
   岡山市   原 自然情報    
岡山県自然保護推進員  十川 巡一


 山の中の花たち

 今、山の中では、テイカカズラが良い香りを漂わせています。他にもノグルミやクマノミズキ、クリ、ネズミモチ、ネジキなど色の白い花が目立ちます。テイカカズラは香水の材料として使われていたのですよ。花びらは五枚プロペラのようにねじれています。一度においをかいでみて下さい。心が安らぐようなにおいです。

                 テイカズラ                   ノグルミ
                クマノミズキ                      クリ
                 ネズミモチ                    ネジキ







   
 原、磯尾を通っている県道津高法界院線のアスファルトの道路の斜面、土ではありません。アスファルトで、堅く固められています。そこにアスファルトを突き破ってヤグルマソウが咲いているではありませんか。最初に芽を出すときにはすごい力が必要だったでしょうね。  そこで、ついた名前が 「どこんじょヤグルマソウ」

               
シュレーゲルアオガエルとアマガエルを見分ける
 人目で分かりますね、目の回りを見るとアマガエルは、鼻から目を横切り後の耳のところにかけて黒い帯状の模様があります。シュレーゲルアオガエルはありません。また、体も大きいです。 また、シュレーゲルアオガエルはまぶたのところが黄色をしていますね、鳴き声もアマガエルは、「カカカカカカ」って感じで、シュレーゲルアオガエルはカスタネットをたたくような鳴き声で「カタカタカタカタ」ときれいな音色です。
                 アマガエル          シュレーゲルアオガエル


 庭で咲いた百合
 昨年、吉備中央町の知人に1球いただいたササユリの球根を大切に育てました。今年は花を付けないと思っていたところある日、小さなつぼみがついているではありませんか。毎日楽しみに見ていました。  6月7日会社から帰ると咲いていました。嬉しくてたまりませんでした。一輪だけですが、次の日の朝写真を撮りました。種ができればいいなと、思っています。