2006年5月
   岡山市   原 自然情報    
岡山県自然保護推進員  十川 巡一

 山の中の花たち

 フジの花も終わりました。山の中ではモチツツジ、コバノガマズミなどが咲いていました。水辺ではショウブやアヤメが咲いています。
              モチツツジ

色々な生き物

 暖かくなるといろんな生き物が目につき始めました。その中でもあまりお目にかからない、生き物を紹介します。
             カメノコテントウ      シュレーゲルアオガエルの卵
          ヨツボシトンボの羽化         シュレーゲルアオガエル
  羽根を乾かしているヨツボシトンボ             ヤマサナエの羽化

 日頃カメノコテントウは普通のテントウムシより大きいのですよ。山の中の道を歩いているとき偶然に見つけまし た。シュレーゲルアオガエルは、鳴き声は聞こえても近づくとすぐ鳴きやみ姿を見せません。山の水辺で「カタカタカタ」と、カスタネットをたたくような鳴き 声です。また、トンボの羽化もなかなか見ることはできませんが池とか、川などの水辺に行くと見れることができるかも知れません。

 これはフタスジサナエです。と ちらがオスでどちらがメスか分かりますか?………そうです!尾のところが細くて頭の上から首のところを尾の先でつかんでいるのがオスで、尾が太くて尾の先 をおなかのところへくっつけているのがメスですね。よく分かりましたね。
 さては、あなたはトンボの観察会に行ったことがあるか、よほど昆虫に興味があり、自然が好きな人ですね。