2006年2月 |
岡山県自然保護推進員 十川 巡一 |
水辺に来る鳥 |
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2月の初めに下池に行ってみるとカモがいました。遠くてよい写真が撮れま
せんでしたが、体が小さいのでどうやらコガモのようです。また小さな浅い池の側ではササゴイ朝早くから来て夕方まで一日中ジーと水の中を見ていましたが、
人が近づくと少し顔をあげ、目玉だけが、私の方を見ていました。でも後を普通にあるいて通り過ぎても動かないのですよ。私が何も悪いことをしないと感じ
取ってくれたのでしょう。しかし今年は、小鳥の姿をあまり見かけませんね!
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下池に来たコガモ達 |
ササゴイ |
里山の雪 2月7日の朝7時過ぎ |
2月6日の昼頃から雪が降り始め、夕方には山も真っ白になりました。仕事
から帰りは薄暗くて写せません。明日写そうと思い楽しみにしていたら午後6時過ぎから雨に変わりました。朝早く起きて行くと山の雪は溶けていましたが、た
んぼの雪は何とか残っていました。
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「地域の歴史的遺産」誕生
原に新しく名所が誕生しました。若宮の大杉が2月に岡山市の地域の歴史的遺産として保存樹に指定されました。この杉は樹高22m、幹回り2.5m、推定 樹齢250年。地元若宮八幡宮の小高い境内にあり、遠くからでもよく目立ちます。この写真は下から見上げたところです。絵になるでしょ!。 この境内に は、色々な生き物がいます。トンボでは、ヤンマの中でも小さなミルンヤンマ、チョウではアオスジアゲハ、幼虫はクスノキなどの葉を食します。何とサナギに なると角があるのですよ!また,アリジゴクというすり鉢状の巣を作るウスバカゲロウの幼虫、夏になるとセミの幼虫が次々と地面に穴を開け、はい出てきて木 に登り羽化します。お宮の境内は昆虫の宝庫です。 (※写真は大杉のみをピックアップする処理したものです。) |
若宮の大杉
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