2005
年8月 中元 厚
俳句から見た町内の花
キリ(桐)
中国前漢の学者淮南子に21編の「淮南子」があり、「桐一葉 落ちて天下の
秋を知る」があります。
高濱虚子に「桐一葉 日当たりながら落ちにけり」の句
があります。
タデ
イヌタデ(アカマンマ)、ハナタデ、
ヤナギタデ(マタデ、ホンタデ)特有の辛味があり刺し身のつまに使われる。
フヨウ(キハチス)
8月磯尾を散策すると色々なフヨウの花を見かけるが特にスイフヨウが好きで
す。ハスの花の別称 美人のたとえ。
東南アジア暖地原産、沖縄には自生している。淡紅白色の花樹皮は製紙にもされる。
フ
ヨウ(赤花)フヨウ(白花)
ウコン(キゾメグサ、檀香梅)
磯尾でもあちこちでよく見かける。
アジア熱帯原産でショウガ科多年草、沖縄では栽培されている。長い絵をもつ細長い葉間から黄白色の花をつける。根肥大黄色止血薬、香料、カレー粉、たく
あん漬の染料などに用いられる。
七夕竹
花ではないが 七夕に短冊を飾る竹
7月7日の夜に星を祭り願いごとを祈る。奈良時代から行われ、江戸時代に民間で行われるようになった。
終わると海や川に流す。
ムクゲ(古くはアサガオと言われた、ハチス、ユウカゲグサ、モクゲ)
朝開き夕方しぼみ、もう咲かない。
芭蕉の句に「道のべの 木槿は馬に 食われけり」があり
ます。
アオイ科、インド・中国原産で折れにくい、花は淡紫色、淡紅色、白色、他にも色数が多い。
ム
クゲ(白花)