2005
年7月 中元 厚
俳句から見た町内の花
ネムノキ
マメ科日暮れに合掌して眠ることからこの名がついた磯尾の山にはえていて淡い
ピンクの花が目を楽しませてくれる。
ネムの花
ヤマユリ
ユリ科。山地に自生する百合で大型の美しい百合。6月から7月にかけて咲き、
白色で内面に赤褐色の斑点があり、香りが高い。球根は食用とされ、オニユリとともに人家に良く植えられている。
オ
ニユリ
ハマユウ
ヒガンバナ科常緑大型多年草で球根である。夏に白い花をつけ散形花序に磯尾で
もあちこちに見かける。
アオホウズキ
夏のホウズキ。ナス科の多年草で果実は咳、利尿に効くといわれる。昔は実が紅
くじゅくすと種を取りだし子供たちがよく吹き鳴らして遊んでいた。
ホウズキ
綿の花
アオイ科の1年生作物で古来もっとも広く世界中に栽培されていたが今は作付け
されていない。黒い種子から綿実油(めんじつゆ)が作られていた。磯尾でも時々植えられていた。
ミョウガ
ミョウガ科の多年草で山野に自生し、夏に根元から花穂がのぞく。花穂は食用になり、美味しい。
スイ
フヨウ