2005 年5月 中元 厚

俳句から見た町内の花

ショウブ(フキ草)
  昔、古くはこれをアヤメと呼んだがアヤメはアヤメ科のアヤメ、ハナショウブと形 は似るだけで別種す。
軒にかけ頭にかざし湯に入れ酒にもつくる。サトイモ科の多年草で初夏に黄緑色の小花、棒状になる。

カクレミノ(ミツナカシワ)
 それを着れば身を隠すことができるという意味が転じて、真相を隠す手段も示 す。
ウコギ科の常緑樹で山地に自生する。若葉は三裂し夏に緑色の小花をつけ、
7月〜9月に樹皮を傷つけると黄漆を出し家具塗料にもなる。

クレマチス
 キンポウゲ科落葉つる草で青紫色の六弁花。
根は慰霊仙と呼ばれ痛風の薬になる。

ウツギ(卯の花)
 山に行くとごく普通に見られる。花は穂状になり白い花が固まって咲く。
名前の由来は茎の中が空洞になり、空木(うつぎ)という意味です。

ノアザミ(まゆつくり、まゆはみ)
 キク科の多年草北海道を除く各地に5月〜6月頃紫色頭花をつける。白花もあ る。

若いトウモロコシ
若いトウモロコシ
ラベンダーの一種
ラベンダーの一種