2005
年4月 中元 厚
俳句から見た町内の花
ボケの花
幹にトゲ、バラ科落葉低木、中国原産春二紅、淡紅色、白、橙色など花の色は豊
富である。五弁の花で球形のリンゴに似た硬果。
チュウリップ
親愛を示す花言葉、釣りがね状文弁ユリ科多年草、中央アジア原産(原種は今の
ような花ではない)治下に鱗茎4月〜5月頃六弁花オランダで改良第二次世界大戦後された。
竹秋
4月頃古い葉が黄ばんでくるのをいう。このころ切った竹は虫が入る。これと反
対なのが10月以降を竹の春という。このころ虫が入らないから竹を切る。樹木についても同じく虫が入らない。
ヤマブキ
バラ科春に鮮紅色五弁花実はつかない。実をつけるのは類似のシロヤマブキがあ
る。四弁花で黒色の実四個つける。
ライラック(英)リラ(仏)
町内に何箇所か咲く、香りが高く香料の原料にもなる。モクセイ科落葉低木で、
南ヨーロッパの産地に自制し5月頃淡紫色の四列花をつける。
アケビ(木通、木草、アケビカズラ、ヤマヒメ)
林の中に入るとごく普通に見られる。4月頃淡紫色の花びらのようにみえるのは
萼片で花片はない。秋に実が熟すと皮が薄紫色なり、縦に裂けると中から白い実が見え、食すととても甘い。この仲間にミツバアケビ、ムベなどがある。
ノアザミ(まゆつくり、まゆはみ)
キク科の多年草北海道を除く各地に5月〜6月頃紫色頭花をつける。白花もあ
る。