自然観察会(夏のトンボ) 2004年8月
用水ゴミ拾い
岡山県自然保護推進員 十川 巡一
夏休みです。原では7月下旬に親子自然観察会を行ないました。午前10時に子供たちが網をもって集まり、磯尾谷川を目指してトンボを探しながら歩いて行 きました。 |
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まず最初に見たトンボは、田んぼの上を群れて飛んでいるウスバキトンボ、磯尾谷川下流ではシオカラトンボ♂♀、オオシオカラトンボ♂、一度だけオニヤン マが飛んできたけど気がついてない人が多かった。途中のたんぼでは赤い色をしたスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の卵が稲の茎に産み付けられていまし た。また違うたんぼにはウスバキトンボのヤゴの羽化がらがたくさん稲についていた。 |
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スクミリ ンゴガイ |
スクミリンゴガイの卵 |
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磯尾谷川に着くと子供たちが網を振り回してトンボを捕まえました。なかなか捕まえられませんが、網に入った時はとてもうれしそうにしていました。谷川の
廻りで見ることが出来たトンボは、ハグロトンボ♂♀、コオニヤンマ♂♀、オオシオカラトンボ♀、チョウトンボ♂でした。 |
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帰りにアニモミュージアム(有森裕子資料館)に寄って銀メダルや銅メダル、オリンピックに出場された時の色々な記念品を見学させていただき、冷たいジュ −スをいただきました。ほてった体が喉ごしに癒され、何とおいしかったことか!本当にありがとうございました。 | ||
磯尾谷川で捕まえたコオニヤンマ(メス) | アニモミュージアムの前で子供たちと | |
谷川の木陰で季節のトンボの話をする | 有森さんに冷たいジュースをいただく子供たち | |
メダルに目を見張る子供たち |
用水ゴミ拾い | |
ごみを拾いながら川を歩く | 「えっ藻も集めるん」と有森さん |
「合同用水はわが町の真ん中を流れるとても大切な用水です。きれいな水とともに美しい景観をいつまでも守り続けたいものです。」 と参加を呼びかけたところ町内から100人もの参加者が集まりました。 8月7日の土曜日に土のう袋片手に次々と川に入りごみを拾い集めた。乾電池なども結構落ちていた。 川からごみを取り除くことにより魚などの病気を防ぐことになり水の汚染も防ぐことが出来、そして色々な水生動物が棲みやすくなる。川底には砂も適度にあ り、藻もいくらか生えていた。砂や藻があると川の水を浄化してくれる。水のことを思うともっとたくさん砂や藻があったほうがいいのだが…コンクリートの川 でも砂や藻が有り、冬でも適度に水を流していると川がよみがえり色々な生き物が住みつく。 |
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用水のごみ拾いに集まった人達 |
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皆様、御苦労さまでした。 |