花尻町内会










花尻の由来と概要
 花尻町内会はJR岡山駅より西に約5Kmのところに位置し、昔はのどかな田園風景でありましたが、現在は岡山市のベットタウンとして都市化が進んでいるところであります。
 すぐ北側は吉備路の東の出発点である「吉備の中山」があり、周辺には桃太郎伝説で有名な吉備津神社や吉備津彦神社を始め、寺院や仏閣、古墳や遺跡が数多くあり、遺跡は現在も発掘調査が進んでおり、貴重なものも多数出土しています。
 また、花尻の由来について少し説明をさせて頂きます。昔から花尻町内を「道丸(どうまる)花尻」と呼んでいました。
この「道丸」の由来は、『昔、神武天皇が東征になって吉備の国に長い間滞在していてたさい、いざ出発の時に家来の道主命に「吉備地方を守れ」と命じました。
そこで道主命は、この花尻に住んで地方の支配者となったそうです。そして、代々豪族として栄えたとのことです。
その後、吉備津彦命(きびつひこのみこと)が四将軍の一人として吉備のこの地に来たとき、花尻に道主命の子孫の道(みち)麻呂がおり、彼は吉備津彦命の軍にしたがって各地で戦い、手柄をたてたが、ついに戦死しました。
 そして、道麻呂が住んでいた邸宅のあった場所を門所(もんじょ)といい、道麻呂がいつしか、道(どう)麻呂となり、さらに麻呂がなまって丸になったといわれています。
 また、本町のすぐ北にある前方後円墳(車山古墳)の古墳は道麻呂を葬っている塚だともいわれています。
 このような環境の良い場所に位置するのが「花尻町内会」です。
是非一度ご来訪いただき歴史の散策もいいのではないかと思います。
 なお、「花尻の由来」の説明については書面の都合で次回にさせていただきます。     
    

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