百 間 川 の 四 季 Welcome FUJIWARADANCHIKITA Chounaikai Website

【新春恒例の伝統文化】
"とんど祭"と "春の七草採り"


 毎年この時期に行なう新春恒例行事の「とんど祭と春の七草採り」が1月14日午前10時から岡山市竹田の竹田橋下の百間川河川敷で行なわれました。

 この催しは「岡山の自然を守る会」の主催で行なわれ、天候に恵まれ参加者も小さい子供を含め70余名でした。始めに先輩の案内で河川敷約3キロ位にわたって散策七草採りを行い、採取した七草を持ちかへって「七草粥」を作りました。

 その後役員の方が準備していた、竹3本で組んだ3メートルちかい櫓に稲わらなどをつめ、お飾りや書き初めを添えた櫓に火をつけて「とんど焼き」が始まりました。これは煙に当り一年間の「無病息災と、天に向かって炎を挙げて自然の恵みを受ける」という《年の初めの伝統的な民族行事》で、燃え上がる火はなかなかの迫力でした。

 最後に役員などの手作りの「七草粥と七草のおひたし」を頂きましたがこの味が絶品で自然の中で、自然の味のおいしさを堪能しました。

 参加して心新たにしたのですが、南に操山山系、北に竜の口山そして中を流れる百間川と、自然あふれるこの地域で生活をしている我が町内は幸せだなと、つくづく感じる次第でございます。






地上3メートル余に組まれた櫓 (先端は12ケ所に縛った稲穂だそうです)



燃え上がる とんどの櫓

燃え上がる とんどの櫓の下部


櫓に組まれた3本の竹ざお

竹ざおの倒れた方向が本年の吉(豊作)と
いわれています(本年は南西でした)


七草採りの参加者

七草採りの参加者

七草採りの参加者

七草粥作りの役員と参加者、子供たち

七草粥を食しながら民話に聞き入る参加者

無病息災を願って「灰」を頂く高齢者
春 の 七 草

周辺ガイドの目次へ
トップページへ戻る