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七月の花　2-A


【る　り　や　な　ぎ】

別名琉球柳ともいわれ、粉を吹いたような淡緑色の被針形の葉が、空をさしてつき、夏から秋にかけて枝分かれした花茎に淡紫色の美しい花を下に向けてつける。花は径２センチ余りで五裂し、半開したような花で、中央には鮮黄色の五本のヤクがある。　粉白色の葉をバックに、淡い紫色の天蓋を見る面持ちで異国情緒をただよわせる雰囲気があることから「琉球柳」と呼ぶ人もあります。

（文は茶花図鑑より。写真は町内Ａ氏宅玄関にて７月２３日　　　撮影、奥山）