第88回オレンジカフェ『青春』が開催されました。

投稿日:2025年5月27日

 薄曇りの5月26日(月)午前10時から富山公民館の2階で、第88回オレンジカフェ『青春』が開催されました。福森和子会長の挨拶に続き、恒例のテーマソング「青い山脈」を池田俊夫副会長のハーモニカ伴奏で参加者34名が元気に合唱しました。

会場風景

第一部「在宅医療と看護のはなし」

 第一部は「住み慣れた地域で暮らし続けるために」をテーマに、福泊にある訪問看護ステーション「とわ」の看護師の田中勝(しょう)さんと田中真斗(まさと)さんによる「在宅医療と看護のはなし」の講演でした。

 訪問看護とは医師の指示のもとで医療行為を行うことで、具体的には看護師が自宅に伺い、その方の病気や障がいに応じた看護を行うとともに、健康状態の悪化防止や回復に向けてのお手伝いをするというものです。ヘルパーさんとは異なり、点滴、インシュリン注射、薬の内服の支援も行います。

田中勝さんと田中真斗さん(左から)

 岡山県内の訪問看護ステーションは年々増加しています。昨今の高齢者の割合の増加、家族内における介護・看護の担い手の減少等が原因とのことです。

洗髪のデモンストレーション

 身体疾患の背後に精神疾患を抱えている人の看護も対象となり、身体と心の双方の不安にも対応します。一方、タクシー代わりの利用や自宅以外への訪問要求、他者への緊急性のない連絡の依頼等には困らされることもあるそうです。

 最後に、訪問看護先で利用者を洗髪する要領を二人で実施してくださり、参加者からも熱心な質問が飛んでいました。利用者やその家族の人生に寄り添い、地域に根差した看護を目指す熱意を感じさせる一時間でした。

第二部「認知症予防体操」

 第二部は日本赤十字社岡山県支部のボランティア指導員中川朱美さんと難波玲子さんの指導で、認知症予防体操を楽しみました。

 参加者一同、バランス運動、スクワット、ストレッチ、コグニサイズ(ステップの3の倍数で拍手)などに取り組みました。

中川朱美さんと難波玲子さん(左から)

全員で認知症予防体操

 次回第89回は、

令和7年6月23日(月)10時からです。

(文:矢尾・写真:横地)

カテゴリー:ニューストピックス 地域団体活動

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