第51回「オレンジカフェ青春」開催

投稿日:2022年4月26日

 4月25日(月)午前10時から富山公民館で第51回「オレンジカフェ青春」が開催されました。新型コロナウィルス感染も第7波に突入しオミクロン株の派生型BA・2が主流ということで、まだまだ油断ができないため体温の確認、手指の消毒、換気、座席間隔の確保等安全対策を十分にとっての開催でした。

 福森和子代表のあいさつに続き、オープニングで全員が「青い山脈」を心の中で歌いながら手拍子をたたいて始まりました。今回は「岡山市の認知症施策や介護保険について」ということで、岡山市中区地域包括支援センターから3人の講師を迎えて話がありました。

左から井本さん、小川さん、門脇さん

 富山地区担当の井本さん・小川さんからは地域包括支援センターの仕事や相談について具体的な説明があり『最近、体力の低下により不自由を感じたり、もの忘れや転倒に伴う相談、介護保険の申請手続き、ディサービスの利用などで相談に来られる方が多くなっている。もし身体がご不自由で本人や家族が相談や手続きができない場合は気軽に相談してくだされば手続きの代行もできます』ということでした。

 ヘルパーのサービスやディサービスを利用するには、まず介護保険に加入してもらうことが必要ですが、手続きは岡山市中区赤坂本町にある中区福祉事務所に相談してください。申請によって認定調査が行われ、かかりつけ医の意見書など参考に、審査・判定がおこなわれます。要支援・要介護の認定結果により受けられるサービスが異なるということです。

認知症地域推進委員の門脇さん

 認知症地域支援推進員の門脇さんからは、認知症についての話があり、『最近物忘れがひどいといった場合でも「認知症のもの忘れ」と「普通のもの忘れ」は違うので、早期診断・早期治療が必要です。認知症を疑うような症状があれば早めに専門医の診断を受けることが大切です』ということでした。

 また認知症の発症をを遅らせるには日ごろから規則正しい食生活、水分の摂取などまた自分の足で歩くことも大切とのことでした。

サポくまのかるた取りに興じる参加者

 休憩をはさんで5つテーブルに分かれて、認知症啓発用「サポくまのかるた」のかるた取りが行われ、取った枚数により順位を決めて景品もいただけ、楽しく遊んで認知症の知識も深めるという一挙両得のかるた取りがありました。

 最後に、恒例により池田さんの指導でみんなが「青い山脈体操」を行って解散となりました。

青い山脈体操をする参加者

(文・写真:湯浅)

カテゴリー:ニューストピックス

SNS
検索
ページトップ