「ピックアップウォーク富山」の発会

投稿日:2021年10月4日

 10月2日(土)午後1時30分から富山公民館で富山学区安全・安心ネットワーク協議会、富山地区環境衛生協議会、富山公民館、富山の自然を楽しむ会、とみやまエコクラブ共催で「ピックアップウォーク富山(仮称)」の発足説明会が行われました。

 最初に富山の自然を楽しむ会の實村貢代表から挨拶があり「いまだに倉安川にビニールごみやペットボトルを捨てる人がいる。半面、学区内には自発的にごみを拾っている人もいる。放っておくとこれらのごみは、やがて海に流入しマイクロプラスチックとなって、魚類や人類に多大な影響をきたすことになる」とのお話でした。。

 また「ごみを焼却するにしてもCO2が発生し、地球温暖化の要因となり、近年の異常気象に影響を及ぼしているといわれています。日ごろからマイバック、マイポットに心がけビニール袋やペットボトルを受け取らないことが大切です」とのことでした。

 スウェーデン発祥の市民運動にごみ拾いをしながらジョギングを楽しむ「プロキング」というものがあり、世界的に注視されているとのことです。ちょうど富山学区では令和3年度から「とみやまSDGs作戦」を展開しており、この趣旨にぴったりということで、散歩しながらごみ集めをする組織を立ち上げることとなり、有志が集まって会の名称や組織など検討しました。

 会の名称は「ピックアップウォーク富山」に決まり、会長には槌田芳江さんが選ばれました。会があると言っても会則があるわけでもなく、会費を徴収することもなく、いつでも・どこでも自由に散歩のときなどに気付いたごみを集めるということです。(拾ったごみは家庭ごみとして処分する)一人が1つのごみを拾えばそれだけ街がきれいに明るくなるということです。

 最後に参加者全員にごみ回収用のトートバックと火箸・手袋が配られました。

 富山の自然を楽しむ会代表の實村貢さんから12月には倉安川の清掃作業を計画するのでできるだけ多くの人に参加してくださいとのことでした。

(文・写真:湯浅)

カテゴリー:ニューストピックス

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