明治天皇上陸記念碑サイト樹木のこれから

投稿日:2021年11月25日

碑の周囲を取り巻く樹木の伐採について貴重なご意見が三回に亘って寄せられました。操南八景であり歴史的遺産の景観が変わることへの周知が十分ではなかった点が取り上げられていました。記念樹として榎を植えられた方も知らなかったようです。今回辛うじて残された榎の無残な姿が示されていました。ボランティアとして碑・樹木の維持管理にあたってこられた三蟠ときわ会の活動への理解・協力不足が今回の伐採を招いたのではないでしょうか。大きく育った樹木に活動が阻害されてきた事から今後の維持管理のやり易さと近隣からのクレーム解消をめざし伐採に至ったようです。伐採計画は全伐採に近く景観維持への視点が欠けていたと思われます。設立を推進した三蟠聖地保存会は事後の維持活動をどこに継承したのかも不明な状況で三蟠ときわ会の皆さんがボランティア活動で碑を守ってこられました。ボランティア活動の在りようからボランティア組織のあり方への問題提起もいただきました。地域の活動を牽引する町内会・連合町内会を始め各団体はボランティアとして当然のようにその活動が認知されています。只その構成、後継者育成・候補についてはその場しのぎに終始していることは誰しも認めるところです。この状況を打破する為の方策が求められています。

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