SNSとどう付き合う?

投稿日:2025年4月2日

オーストラリアでは16歳未満の子どものSNSの利用を禁止する法律が成立、フランスでは一昨年SNS運営企業に保護者の同意が無い限り15歳未満の子どものアクセスを制限するよう義務ずける法律が制定、日本でも「ネット依存」が疑われる,中・高生が4人に1人に上るとの調査結果も出ている。これらの動きに対しSNSから得られる情報、コミュニケーション力を使いこなす子供からの反発は大きい。SNSを適切に使い大人の心配をとうざけるために子どもたち自身でルールを作ろうとの動きが出ている。3月31日(月)操南公民館でLet’s 話し合い!! ネット・SNSとよりよく!と題した話し合いがもたれた。(「操南中ネット・SNS賢人会議」を立ち上げた実行委員(森川、大井さん)の発意と竹島先生から紹介)                                         多世代にまたがる参加者は40名、5~6名のグループに分かれ準備された要領に従い話し合いを進めた。グループ内で自己紹介、リーダー選定、クイズ(日本の2歳児の6割がスマホを見ている、子供が使いたいとき親はネットを使わせている、3割の子どもが闇バイト等怪しいサイトに誘われたことがある。3問の正解を記す)、ネット・SNSのメリット・デメリットを話し合う、個人情報とは?、最後に私の決意を発表と進められました。この種の話し合いは学校、家庭でも実施したいもの。話し合いで適切な活用能力が醸成される。

話し合いには関西学院高等部の4人の方が参加されました。2月9日に大阪で開催された緊急子どもネット「子どものSNS規制めぐり中・高生が議論 大阪」に参加した操南中学生徒と同席、今回の話し合いに参加をお願いし受けて頂いた。4人はICT(インターネットを活用し情報のやり取りする技術)委員としてより良いICTの使い方の普及に努力されている。先生と生徒の架け橋、先生向けにSNS懇談会、小中学校への出前講座を実践されている。

突然現れたネット社会、大人も子どもも同じ線上に立っている。学び合い、学び続け、SNSへのアクセスに伴うリスクを未然に防ぐ上手な活用方法を探っていこうとの締めくくりの挨拶があった。

カテゴリー:学校行事

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