地域を支える町内会
投稿日:2025年2月10日
2月5日の山陽新聞に市会議員発意の「岡山市町内会等との協働による地域社会の活性化推進に関する条例」が制定されるとの報道がありました。市内には1715の町内会があり防災・環境美化・福祉といった活動を推進しています。しかし少子高齢化や価値観の多様化、役員のなりて不足から加入率が低下(1980.95%→2024.6時点77.6%)している状況に危機感を共有、今回の条例制定の動きになったようです。自然災害の多発、犯罪の増加といった状況を踏まえ市議会は「防災防犯の基盤となる町内会の活性化は不可欠との判断に至りました。条例案では町内会を地域コミュニティーの中核と位置ずけ市が活動の活性化に取り組むと定め、防災などで町内会が果たす役割の重要性を市民が共有し次代に引き継ぐ」よう訴えています。条例としては岡山県迷惑行為防止条例、岡山市自転車の安全で適正な利用を促進するための条例等が身近で施行されています。今後この条例施行の段階で町内会加入の義務化の動きにつながるのではと予想されます。町内会活動への関心を高め安全安心の町づくりの第一歩は町内会のありようにあるとの認識のもと町内会活動の活性化を進めてゆきたいものです。
カテゴリー:操南学区連合町内会