「とみやま助け合い隊」の活動を知る会
投稿日:2022年9月29日
主催 操南支え合いの会
場所 操南コミュニティハウス (令和4年9月11日)
前回は立ち上げの発端(H28年4月)から本格運用(H31年1月)開始と
学区の実情、支援実績の報告迄でした。
今回は「共助をシステム化」して「隊」の実現にどう導いて行ったか、
今後の課題も浮上している事等です。
「共助のシステム化」
*課題…住民は日常生活において色々な困難を抱えている、住民の困り事を
いかに解決するか。
*困り事…生活上必要にも関らずそれを手にする事の難易度が「自助」の
限界を超えている状態→「共助」が求められる。
*共助…「共助」の本源は地域の「連帯」や「絆」だが、この感覚が希薄化。
かっては… 「向う3軒両隣」=親戚以上の親しさ=人情味
今は…マンションや戸建てが増加、住民が増え人間関係が希薄。
今支援を求めるとすれば、その人自身の限られた人間関係の中で
頼むしかない。もし適当な人が見つからなければ、諦める、
見つかっても色々気を遣う(謝礼等)
*対策…「共助」のシステム化
誰でも手軽に利用できる「支援」の仕組み作り
「共助」のシステム化が浮上「とみやま助け合い隊」誕生!
コーディネーターに電話すれば、しかるべきサポーターを
斡旋してくれる。困りごとは無事に解決!既定の料金を支払えば、
お礼等で悩まない。
「社会的効果」
*永く住み続けられる=困りごとの解決手段が提供される事により誰もが
住み馴れた、 この町で住み続けられる。
*街作りへの参加意欲=街作りの主役は住民自身である、サポーターのみならず
支援依頼者も参加者に他ならない。
*「共助」意識の高揚=支援システムに参加住民自らが「自分達で住みやすい」
町を作って行く、共に助け合う意識を高め合いたい。
*住民間の「連帯」「絆」=他人の困り事をサポートとするのは「優しさ」の
実践、サポートに対する感謝は「素直さ」是が
「連帯」や「絆」の本源である。
「今後の取り組み」
*サポーターの増員=現在47名(6月末)→目標70名
*支援ニーズ発掘=サポートメニューを提示(大掃除、地域団体の困り事等)
*支援依頼者発掘=ケアマネと提携、介護保険適用外部分を支援。
*広報重視=「隊活動ニュース」「とみやま便り」(公民館)
*財政基盤の充実=広告掲載
*NPO法人化
以上が頂いた資料とお話の全容です、読んで頂くと発端の話から住民への
アンケートに依って多数の賛意を得て具体的に内容を詰めて立ち上げ、
各種団体の協力を得て運用の開始迄色々とご苦労が有ったと思われますが、
実に坦々と話されて自信の程が伺え是から組織を立ち上げる団体には参考となる
事柄も有った様に思います。
大切な事は住民が喜んで利用してくれる組織であり、地域の実情に合った支援の
内容を実現して欲しいと思います。
支援を依頼する人と、支援をする側とお互いの思い遣りの気持ちが円滑な運用に
繋がり住民が安心して「住み続けられる」町になるのではないでしょうか。
「操南支え合いの会」に携わる皆様には色々ご苦労が有ると思いますが、
頑張ってください。宜しくお願いします。
以上1回目との間が空きましたが2回に渡ってお伝えしました。
2025年には団塊の世代が高齢化します、真剣に考えて見ませんか。
次回は活動を知る会の当日の様子(グループワークの様子等)お伝えします
皆様のご感想、ご意見、ご提案など操南電子町内会ホームページ迄
お寄せください。
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