操南学区歴史景観を訪ねる!操南中1年生

投稿日:2022年5月13日

5月12日(木)操南中学校1年生39名がフィールドワークの一環として御真筆堂と藤原邸を訪ねました。祖先が育んだ郷土の歴史を学び郷土への理解と愛着を培おうとするものです。御真筆堂では藤原さんからお堂建立のいきさつ、境内の加藤清正像、大覚大僧正の石碑由来等について説明を受けました。開祖日蓮上人の直筆が祀られていること、槍の名手として知られる加藤清正が熱心な日蓮宗門徒であったこと、大覚大僧正が日蓮宗の偉大な伝道者であったこと等。(藤原さんから資料が配布)

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御真筆堂から操南公民館に移動し梶元館長に迎えられ受付を済ませて藤原邸に向かいました。藤原邸の目印は大きな楠の木です。樹齢170年余りの樹は岡山市の保存樹に指定されています。沖新田の大庄屋として領主の命を受け領民の統治にあたってきました。240年前(天明6年 1781年)に年貢米取立帖があったことから干拓後100年を経て米の収穫があったことがうかがわれます。干拓地には塩分が多く作物が出来ない中、綿花、大麦・小麦、スイカ等を作りながら米作りのできる土地へと変えていった先人の苦労が偲ばれます。用水の整備、土地改良に腕を振るった大庄屋のことも。そんな藤原邸は今も末裔の方に守られています。新緑の大楠、塀越えに見る手入れされた庭の木々はどんな歴史を見つめてきたのでしょうか。太平洋戦争敗戦後は農地改革により大地主は廃されたため庄屋も消滅しました。

カテゴリー:学校行事

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