防災講演会「旭川の水害リスクと備え」開かれる!
投稿日:2019年12月7日
本日10時半~コミュニティハウスに国土交通省岡山河川事務所 柴山課長にお出で頂き旭川・百間川の治水対策について説明を受けました。岡山平野は6~7,000年前には海面下にあり「吉備の穴海」と呼ばれていました。その後海水面の低下、岡山3川(高梁・旭・吉井川)が運んできた土砂により扇状地が開け江戸時代、明治以降の大規模な干拓、埋立により岡山平野が開かれました。海抜0m地帯が広がり水害リスクは高い地域です。過去20年間(平成8~27年)の水害被害額は全国で7位(2,957億円)です。昨年の豪雨災害を集計すればさらに被害額は大きくなります。岡山平野の地盤高が低いのに対し河川水位が高い事から川底掘削・堤防強化が進められています。旭川の放水路(百間川)機能強化として分流部の改築・流下能力の増大対策・排水能力向上対策も実施されています。只どんなに対策を施しても災害発生へのリスクは残ります。地域・個々人に至るまでが一体となり防災・減災への備えをすることは必須です。その為にも避難訓練を通じて避難行動のシミュレーションをしてみましょう。
カテゴリー:自主防災会