中学生がフィールドワークにやって来た
操南中学校では1年生の総合学習として、自分たちの住む地域を実際に訪ねて学ぼうとフィールドワークを行いました。270名の生徒が広い中学校区を7つのコースに分けて希望するコースに班別に2時間で行ってくるというものです。操明学区では旭川河口の旧三蟠港方面と百間川河口の四番川方面にそれぞれ約50名がやって来ました。
どちらも学校から約4kmと最も遠いコースで、児島湾沿いを進むと今から約340年前に津田永忠が指揮をとり国内最大の新田開発であった沖新田の広大な景観と最近山火事があった児島半島の山並みを眼前に望むロケーションです。また途中の道程では様々な神仏の祠があり先人たちの祈りや願いが込められていたことを知ることができます。
【明治天皇上陸記念碑コース】(担当 萩原)

操明西コース

最初に到着したのは旭川沿いの江並道通宮前

まずは参拝

そこから、さらに南

三蟠港跡の石碑の向こうに大きな物が・・・

明治天皇上陸記念碑 学区内最大のパワースポット 大きいなあ!

地域講師による説明 どうしてここにあるのだろう

生徒たちは熱心にメモをとる

児島湾堤防に沿って行くと・・・

海の神様「恵比寿宮」と「龍王宮」 豊漁祈願

学校への帰り道、操明小学校の近くにある祠(ほこら)にはお地蔵様と木野山様 近くのお年寄りが説明役

お地蔵様は子どもの守り神で痛みや苦しみの身代わり地蔵とも呼ばれる、木野山様はコレラや伝染病を防ぐ神

そばには五角柱の神様「お地神様」が祀られている。五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う神様でこの地方には特に多い。
【四番川コース】 (担当 瀬崎)

操明東コース

桜並木を通ったグループが児島湾堤防をやって来ました。

このグループは逆コースを来たのかな?

自転車は堤防沿いに並べる

まずは先生による出席確認

第1グループへ四番川・潮廻しについて説明

四番川 大きなため池です

この大きな川が潮廻し 堤防よりしみ込んできた海水が用水へ流れていくのを防ぎます

30分後に、第2グループへ説明

潮廻しを現地確認

堤防の向こうは海、児島湾ですよ。

説明を聞いた後、四番川をスケッチ

帰途の途中には竜神様(水神)がありました
(写真:松井、柴田 文:萩原、瀬崎)