明けましておめでとうございます‼️

投稿日:2025年1月28日

今年も拙いエッセイをよろしくお願いします

新年そうそうのテーマは…”木を見て森を見ず”です!
“木を見て”って、小さな事に気を取らわれ過ぎること…”森を見ず”って、全体像を見渡せないこと…って言われています小さな事って目の前の自分がやるべき事ですよね…これが”木”であれば、”森”って将来到達すべき将来像、理想像、すなわち”ゴール”ってことですかね?
真逆は…”森を見て木を見ず”…全体像やゴールは夢見るが…それを形成する部分や個性に目か 行き届かないってことですかね…
昔、江田島の候補生時代に薬師寺管主の高田好胤さんから聴いた講話が印象に残っています…
薬師寺再建工事の際の一番大事な木材選びの話だった…名人と言われた宮大工の心の内を探ってみました…幹となる木は、一本の立ち木では弱い…森の北側で育った木…南側、東側…西側で育った木…各々の木に曲がりや強さに特徴を持っている…
それらの特徴、個性の強い部分を併せた…合作(チーム)としての”寄木造り”は建物の命を支える!
木の一本一本の吟味より…その木を育てた”森そのもの”選びこそ生命線なのだそうだ…学も地位も財もない一介の宮大工の教えだった…
“木”を買う前に、”森”ごと買ってくれたら…薬師寺は千年保つと名人は言い切ったそうだ…「木を見ながら森を見る」「森を見ながら木を見る」これが高田好胤さんの遺言だったのか…最近、この歳になって気がついた…これを実践している日本人の若き二人の獅子が教えてくれている…
“大谷翔平”と”藤井聡太”だ…
“翔平”は世界を相手に…”聡太”は日本人に向かって…何かを発信している… 「彼らにとって”木”とは何か?”森”とは何か!」と…苗字に”森”の付いた私は…今年こそ、それを探そう…眼を皿のようにして彼らの言葉をほぐしてみたい‼️

記 北公民館講座ジェントルマン生きがい喫茶常連客 福森 芳郎

カテゴリー:おん野の滴

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