御野学区連合町内会

パリ・オリンピック男子柔道81キロ級、日本代表”永瀬貴規”はみるも見事な大和男子(おのこ)だった

８１キロ級は軽量級と重量級の真ん中…世界の猛者が攻めぎあう激戦区、オリンピック2連覇した選手はいまだに皆無だ

永瀬は３年前東京オリンピックの８１キロ級金メダリスト、前人未到の2連覇を静かに狙う❗️

東京オリンピック以降スランブに陥り、勝ちから見放された…

元のコーチを訪ね、新たな自分探しから始め、愚直な基礎訓練を淡々と積み重ね、パリに向かった

試合道場に向かう威風堂々とした立ち振る舞いや礼儀正しさは
まさに若き古武士の風格をかもし出していたおり、私は深夜Tvの前でひとり感動していた

表情を変えない愚直な身のこなし…淡々と勝ちを重ねていった

ふと私の脳裏をひとり男が駆け巡った…あの真夏の甲子園での”松井秀喜”の立ち振舞い…よく似ていた

そして永瀬はオリンピック史上始めての柔道男子80キロ級2連覇を果たした…しかも30歳９ヶ月の最年長者として❗️

ガッツポーズをするわけでもなく、畳の四隅に最敬礼をしながら、まだ畳に伸びたままの猛者に慈しみのまなこを残し…

私にとって、松井秀喜以来の古武士に出逢えた喜び…私は思わず新たな水割りをもう一杯作っていた

カテゴリー:おん野の滴