災害対処TKB

投稿日:2024年1月21日

Tはトイレ、食べたものを出す
Kはキッチン、まず食べること
Bはベット、食べて出したら寝る

能登半島でもTKBで悩んでいる

1-17,3-11始め日本の各地の大災害では同じ悩みを繰り返していた

この点に関してはあのイタリアが頑張っている❗️先の大戦のていたらくは忘れてこの面については災害大国同士、その対策を学ぼう‼️

イタリアでは政府の「緊急事態宣言」下令と同時に、各自治体の災害派遣大型チームが発動する

備蓄してあるトイレ、ベット、テント、応急食料、衛生器具等満載の大型トレーラー数台が動きだす、2日後には避難所開設、家族単位、冷暖房完備、シャワーもついてる

しばらくすると大型キッチンカーチーム到着、大型テントの食堂で温かい食事がとれる‼️
数日後には肉料理やワインまで、まるでサマーキャンプだ!

自衛隊の災害派遣部隊も顔負けだ、ただ”能登温泉”の看板がかかる大浴場だけは日本ならでは…

イタリアの災害ボランティアは有料だ、但し事前研修と訓練を受け、自治体への登録制が基本だ、日当や交通費、労災保険つきの優れものだ!
自衛隊の予備自衛官並みの素晴らしいシステムは見習いたい!

能登半島震災への自衛隊派遣は遅く、しかも逐次投入で初動対処は失敗だとある野党党首が発言した

3-11や熊本地震に比べての初動対処を非難したが、半島という地理的状況や津波、地震による交通遮断、自衛隊の配備❨金沢に1個連隊1200名のみ)といった環境要因の違いを無視しての、「反対の為の反対」を展開していた

自衛隊の大規模災害派遣部隊は災害現場近傍の国有地(林)に基地を作り、TKBはじめ通信や装備品を集結、早朝出発、部隊は被災現場で救助活動、夜に帰隊、入浴後隊員達は車座になり今日の現場での悲惨さや辛さを語り合い吐き出し、泣きながらメシを食い、毛布にまるまって寝る、また早朝、現地に出発する、ひと昔前に陸自OBから聞いたことがある

自衛隊は自己完結能力を持ち災害派遣では心強い集団だが、本来は国防が任務だ

相手が困った時に攻めてくるのは戦いの常道、全てを災害派遣に投入は難しい

イタリア型の災害派遣チームが都道府県単位に組織していれば災害大国の初動は万全となるだろう

能登半島の被災現場の写真はウクライナやイスラエルの戦場を思い浮かべさせる

台風や地震、津波や火災の被害現場はミサイル攻撃を受けた戦災現場に酷似している?

災害の中に”戦災”が含まれているのなら、災害大国の日本はもっと力を入れて考え、対処する時期なのでは…

まずはTKB
そして防空壕も!

記 北公民館ジェントルマン喫茶常連客 福森芳郎

カテゴリー:おん野の滴

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