海という言葉を想う

投稿日:2023年3月26日

海は広いな大きいな?
行ってみたいなよその国?

若い頃、海自の練習艦隊幕僚として155日間の遠洋航海を体感した

  太平洋と大西洋
 走っても走っても 海
水平線の向こうにも水平線

一週間走って若手実習幹部の訓練、四日間は外国寄航地での親善行事の連続だ

確かに海は広いなと実感!
果てしない水平線を見た!
そして海という字についていろいろ考えた!

古い和語語源では、海は産(うみ)に通じているそうだ

海は蒼水(あおみ)に満たされ、海は命を産み落とすの意味だそうだ

また海は「あま」とも読み
天(あま)に水平線でつながると昔の大和人は考えた

海に潜る女性は「あま」、
男性は海士(かいし)だそうだ

 「海」は「産みの親」

若い頃、特攻隊出身の操縦教官から聴いた話

「特攻の少年隊員は敵艦に突っ込み始めたら必ずお母さんと叫ぶ、それは自分の命が産みの母の子宮を通り羊水満ち溢れた胎内に帰る為の雄叫びなんだ、産まれた時におギャーと泣き叫び、死ぬときはお母さんと泣き叫ぶ、そう叫ぶと怖くなくなるそうだ・・・」
と話してくれた

海は産み 女性の月経も
月の満ち引き (血)潮の満ち引き
英語でさえ海はシーという
シーはSHE 海は女性だ!

命の源は羊水、母なる海原
女性はもともと太陽だった

天につながる海(産み)の民

もっと大事にしたいもだ、世の男性たちよ?

記 北公民館ジェントルマン喫茶 常連客 福森芳郎
 

カテゴリー:おん野の滴

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