岡山市青少年健全育成大会
投稿日:2022年11月24日
11月22日(火)、岡山市ふれあいセンター(桑野)において、岡山市青少年健全育成大会が開催されました。大会事前に、市内各幼稚園、小学校、中学校の子どもたちに「明るい家庭づくり」作文、ポスター、絵を募集したもの中から、当日に最優秀賞の表彰がありました。
その中で、中学生のポスター部門で岡北中学校の佐々木陽菜さんのポスターが最優秀賞を受けられました。
おめでとうございました。(大和田)
表彰式後は演題「コロナ禍における青少年の理解と関り方」についての講演会がありました。
■最近「イラっとした」「腹が立った」ことは?・・・聴く、共感が必要、親が変われば子が変わる。
■コミュニケーションで最も大切なのは?・・・マスクになって、表情が汲取り難い。前頭葉が未発達。
■ストレスだらけの中で生きる子ども達・・・勉強、部活、塾、習い事、友だち、ライン、親、家族等
■「思い込み」で判断してませんか?
・「べき」「ねば」「はず」「普通」「常識」・・・
・ゲームやネットのやり過ぎで依存症になる?
■短所や欠点ばかりに注目していませんか?
・脳は ネガティブ 思考 ・・・危険を察知するためでもある。
・脳は一つに意識を集中すると、他のことは 見えていない 出来にくくなる。
■人に必要な「心の栄養素」とは?
①肯定的(プラス)ストローグ(精神的刺激)・・・笑顔、タッチ、共感、感謝、聴く
②否定的(マイナス)ストローグ・・・叱る、否定する(相手の為には時には必要)
③デイスカウント(過小評価、人格否定、無視、暴力、暴言)・・・絶対ダメ
■良好な人間関係は相手の「欲求を満たす」こと
生理的欲求、安全欲求、所属と愛の欲求、承認欲求・・・他人にしてもらう
自己実現の欲求・・・最後に自分がする
■心の栄養となる「3つの感」
①感 謝
②感 激
③共 感
■欠点・短所をリフレーミング(見方を変える)したら・・・長所となる。
・子育て中の方や、学校の先生達もたくさん参加されていて、分かっていても、つい、子ども達に「イライラする」「腹が立つ」事が多いと言っていました。
・子育てが済んだ高齢者になっても、ご近所の人間関係に役立つ講演でした。
・講演者も、かつては自分もダメでしたが、講演者になるために、勉強して、自分を変えることができました。と。 最近、子どもが「親父は、以前はいつも不機嫌な顔で怖かったが、変わった。話しやすくなった。」と言ってくれましたとおっしゃっていました。
・「親が変われば、子が変わる」ことを口だけでなく、実証されて、自信を持って話されていました。
カテゴリー:学校・園関係