御野学区連合町内会

“ヒューマン”とは「人間」のこと”チェーン”とは「鎖」のこと”ヒューマンチェーン”＝「切っても切れない人間同志の固い絆の鎖」のことです…

ある外国での出来事…公園の奥を流れる川…誤って幼児が落ちた…浅瀬だが流れは速い…近くにロープも木切れもない…若いサラリーマン風の男が川に入り片手を伸ばした…その青年の手首に観光客の一人が手首を繋いだ…何人かの「人間の鎖」が出来た…　先頭の青年がズボズボ川に入っていく…ヒューマンチェーン(人間の鎖)も延びていく…幼児の背中に手が届いた…十数人の鎖の先で幼児の命が救われた…

山男達が山中での遭難者救助の際につなぐ”手首と手首”…ヒューマンチェーン過酷な戦場で負傷兵を救助して飛び込む塹壕…つなぐ”手首と手首”…ヒューマンチェーン”海水浴場のライフセイバー(救助のプロ)達が溺者とつなぐ”手首と手首”…ヒューマンチェーン握手…シェイクハンド＝手の指と手の指を繋ぎ合う…挨拶と親愛、敵意のないシグナル…しかし片方が強く引けば…握手の手はすぐ離れる…政治の世界ではよく観られる”…”戦略的互恵”という一時の信頼は脆くも崩れた…握手は拍手を呼ぶが、悪手にも変身する…片手を失くした兵士は拍手は出来ない…が！ヒューマンチェーンなら出来る…ヒューマンチェーンは強く引いても離れない命綱…固い絆の象徴…このWS決勝戦後のベンチの片隅…大谷・山本・佐々木…「17」「18」「11」の日本人三人の背番号は”ヒューマンチェーン”で結ばれていました…真っ当な善人達の温かい手の鎖…世界の善人達が「ヒューマンチェーン」で結ばれる…こんな夢なら何度でもみていたいもんだ😀

記　北公民館講座ジェントルマン生きがい喫茶常連客　福森 芳郎

カテゴリー:おん野の滴