“麒麟児ボン・ボヤージ!”
投稿日:2025年7月23日
私が産まれ育った実家…宇野線沿いの片田舎…借地に建てられていた実家の母屋はすでに解体…隣の借地に私が40歳で建てた二階建家屋とガレージと事務所……空き家状態が一年続いた…その二階建に数年前から大谷選手世代の凛々しい一人の若武者が入居してくれた…建築関係の会社勤めだそうだ…我が故郷の中学の後輩らしい…R君と呼んでいる…昨年末我が家に招待…家主と店子でいろいろ話をした…近い将来の独立を目指して技術と経営のノウハウを身に付けていると力説していた…生まれ育ったた集落の神社などて”獅子舞”のリーダーとして村おこしに力を注いでいるとも…
先日…彼から一枚の封書が届いた…会社設立のお知らせだった…「…… 微力ながらも社会のお役に立てる企業を目指してまいります…ビジネスの世界ではまだまだ若輩者でございますが ひとつひとつ誠実に取り組み 信頼される存在となれるよう努めてまいります……」と力強く印字されていた!
いよいよ…R君のボン・ボヤージ(出港)だ…この厳しい経済情勢や雇用環境…視界不良のなかでの”船出”…麒麟児船長の針路…荒波に向かって”ヨーソロ”… 灯台の明かり程度しかサポートできないが…「事務所ごと好きに使ったらいいよ!」のメッセージも伝えた…年の暮れになったらまたR君と…現在地と目的港について語り合いたいものだ…
「足の短い”あしなが爺さん”のエール」を霧笛に乗せて…キャプテンR君に捧げよう…
記 北公民館講座ジェントルマン生きがい喫茶常連客 福森 芳郎
カテゴリー:おん野の滴
御野学区連合町内会