“ゆったり降車”って?

投稿日:2025年6月11日

ある新聞の”コラム(囲み記事)をエッセイしてみた…

電車に乗る時…降りる人が先で…乗る人が後…昭和の時代の当たり前の”儀式”だった… 老若男女が車内でスマホに夢中…降りる駅に気が付かない…慌ててスマホを見ながら出口に急ぐ…出口は乗車客で混んでいる…押合いへし合い押しくら饅頭…それでもスマホ族は”ゆったり降車”…「スミマセン!」も「ごめんなさい!」もなく…慌てる様子もない…電車は遅れ…スマホが線路脇に落下…拾いに手を伸ばす輩さえ…命をかけてまで…これが今の…日本の…”能ある鷹が集まる”都会の…老若男女の…ゆとりのない面々の…あるがままの…ワンカットです…

電車の中はいわば”公共”の世界…皆の空間…”私有”が優先すれば…秩序が乱れ…事故や事件が起きる…まさか!こんなことが!また!なぜ? で終わる…”どうすれば”に至らない思考の各駅停車最低限の”マナー”…”ルール””…”儀礼”さえ忘れ…「お互い様」を思いやる日本らしさは胡散霧散(うさんむさん)…そしてこれが子ども達に無言のうちに繋がれていく悪癖の連鎖…近所のローカル線の小さな踏切…車で待っていると…自転車の若者が頭を下げながら通過する…涙が出る程嬉しい…こんなことで!昭和に育てられた真っ当な”高齢者”の出番だと? 考えるが”解”が見当たらないだれか教えてよ…😭

記 北公民館講座ジェントルマン生きがい喫茶常連客 福森 芳郎

カテゴリー:おん野の滴

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