役者魂”にエールを!
投稿日:2025年3月11日
江戸時代の芸人は、”河原乞食”と差別用語で呼ばれていました…”芸”を売ってのその日暮らしの貧しい”役者びと”でした…
今は違います!”芸能”で見る人を感動させ…生きる力を与えてくれる…「俳優さん声優さん」もその”役者”のひとりです…三人の”役者魂”を通してそれを訪ねてみます…
第一回目は”渡辺謙”さんです…あのTvドラマ「坂の上の雲」のイントロナレーションを担当…”声優”として出演していました…「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている……小さいといえば明治初年の日本ほど小さいな国はなかっただろう………」で始まる数分間の印象に残るナレーション
松山城をバックの名調子…で始まる”坂の上の雲”…爽やかで、かつ凛々しい語り口…毎回のドラマへ正座したくなったのを思い出します…彼はあの13回にわたるナレーションを毎回ドラマの進展に合わせて…語り口やリズムを変えて演じていたそうです!…まったく気づきませんでした…レンタルビデオで見直すと確かにその通りでした…撮影に三年かかった歴史ドラに”声”を通して毎回出演していたのでした…この”役者魂”にエールをもしかして…渡辺謙さんは…このドラマに…役者として出たかったのではと…さてあなたがが監督なら…彼を誰の役に?
「…四国は伊予の松山に三人の男がいた……秋山真之…秋山好古…そして正岡子規である…」しっかり主役ですよ…謙さん!
記 北公民館講座ジェントルマン生きがい喫茶常連客 福森 芳郎
カテゴリー:おん野の滴